第60回SSC杯関東大会 運営協力の報告
市川 鋼一
第60回SSC杯関東大会の運営に審判協力として参加してきましたので、その概要をご報告いたします。
日時:2014年3月28日(金)
場所:大井埠頭中央海浜公園 第1球技場
参加メンバー:長坂幸夫会長、協力審判員9名
協力審判員:
(高学年担当) 吉田豊宏、上島康昌、市川鋼一
(中学年担当) 佐伯忠彦、郷隆義、久世健太郎
(低学年担当) 早嵜和幸、早嵜初美、田倉敏夫
試合方法
前回と同様の試合形式、11人制の試合。
低中学年はそれぞれ9チーム、3ブロックからなるリーグ戦+リーグ1位チームによるリーグ戦で順位を決定。予選リーグ9試合+決勝リーグ3試合=12試合。
試合時間は24分(12分ハーフ、インターバル2分)で実施。
高学年は8チームによるトーナメント+順位決定戦の10試合。
試合時間は28分(14分ハーフ、インターバル3分)で実施。
各カテゴリーには大会スタッフ4名が配置され、副審と第四審判を担当しました。
リポート
大会開催日は3月27日でしたが、雨天のため3月28日に順延となりました。このため高学年で1チームが棄権、また他にも人数が少ないチームがあったようですが、実施された28日は晴天、気温も20度を超えて暖かく、絶好の運動日和となりました。
また、今回は初めての試みとして大会開始前に審判実技指導を実施しました。「副審のシグナル」と題し、スタッフが担当する副審の任務にある項目について、実際の動作を示して確認を行いました。20分という短い時間でしたが、ボールがラインを超える状況、旗の上げ方や姿勢のイメージを持って、試合に臨めたのではないかと思います。その後、各カテゴリーに分かれて担当審判と大会スタッフによる打ち合わせをおこない、試合に入りました。
スタッフの先生方は非常にフレンドリーで、どのカテゴリーでも良い審判チームが構成できていたのではないかと思います。旗を上げる姿勢や形など、ゲームが進むごとに上達していました。試合では選手達の一生懸命なプレーが展開され、どれもフェアで良い試合だったと思います。表彰式では長坂会長より、白熱した試合が多く、サッカーの技術も向上していると総評がありました。
次回から8人制で実施されるとのことで、交代の手続きなど8人制ルールの周知や、審判法の確認も必要になるかと思います。充実した活動を楽しみに、この大会の更なる発展を願っています。
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SSC杯関東大会の運営(審判)に参加して 久世健太郎
前日の雨天とはうって変わって、まさに絶好のサッカー日和と言わんばかりの晴天でした。
大会を通して感じたことは、勝っても負けても選手たちが「笑顔」だったことです。
サッカーだけでなく、スポーツの原点でもあると思います。
試合は白熱したプレーの連続で、レフリーも選手たちの熱気に負けず、そして少しでも選手たちに気持ちよく、正当かつ公平なジャッジが出来るように心がけました。
ボールコントロールの予想がしにくい年代なだけに、的確なポジショニングを取れるよう意識いたしました。
各予選を勝ち上がったチームが揃うこの関東大会では、強さだけでなく、たくましさも兼ね備えていたように思えます。
そしてなによりも、指導者のキャラクターが顕著にチームに反映されていると感じました。
結果はともかく、楽しそうにアドバイスをする指導者のチームは、見ていてとても清々しかったです。
もちろん、そのチームでプレーする選手の親御さんからも、「頑張れ!!」という声があがっていました。
まさに、選手、指導者、サポーターが一体となったチームに感じ取れます。
それこそがスポーツを通じての成長につながるのではないかと思いました。
今後とも、少しでも素晴らしい大会を演出できるように、レフリーとして大会に協力出来れば嬉しく思います。
2014.4.15
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