RA東京「第65回SSC杯関東大会」に参加して
報告:市川鋼一
NPO法人東京都サッカー審判協会(RA東京)は、小学生年代の大会
「第65回SSC杯関東大会」の運営に審判として参加しました。
日時:2016年8月23日(火)
場所:大井埠頭中央海浜公園 第1球技場
ブイフィットライフのスタッフ審判の三原さん(中央)とRA東京審判団
台風の影響で一日順延となり、グランドコンディションが心配されましたが、
大会運営スタッフの整備で良好なグランドでの開催となりました。
天気は曇り、昼前にはゲリラ豪雨が通過して一時中断の時間もありましたが、予定していた試合は全て実施でき、
選手、ご家族にとって夏休みの良い思い出になったのではないかと思います。
大会開会前の審判実技講習会は、今回大きく改定された競技規則についての説明。
キックオフとオフサイドについては実際の状況を再現しての実演で、適用への理解を深めました。
試合は8人制、審判は4人制。審判はRA東京審判団と大会スタッフがチームを組み、恒例となった体制で担当しました。
また、グリーンカードを提示された回数によるフェアプレーチームの表彰も継続され、
清々しい大会のイメージが確立してきました。
育成年代の選手と共に大人も成長しているように思います。
天候の変化にかかわらず臨機応変の運営をする本部席
突然の降雨に中断があったり、ぬかるみの中でのプレーがあったり
こども達のレベルは回を増すごとに向上していて、審判にも対応する技術がより必要になってきました。
スタッフ審判もフラッグを上げる姿勢、オフサイドの判断などの技術が向上し、
また、ベンチへの対応を適切に行うところなど、審判チームとしての形ができてきました。
途中のゲリラ豪雨...雨の中の試合、中断、ぬかるみでのプレーと、
普段はなかなか経験できない状況も、こども達には貴重な経験になったのではないかと思います。
審判チームとしても貴重な経験をすることができ、充実した一日となりました。
表彰式での和田副会長の総評↓
今回は「リオオリンピックのネイマールのフリーキックをみましたか?!」
との語り掛けから、「キックは練習が大切、そしてサッカーは走ることも大切。」と、練習の大切さを話されました。
こども達の大きな返事も会場を明るくし、その余韻を残して閉会となりました。
次回がまた楽しみです。