RA東京「2017年度総会&講演会」を開催
NPO法人東京都サッカー審判協会(RA東京)の「2017年度総会&講演会」が5月20日、武蔵野市・吉祥寺第一ホテルで開催され、27人が参加しました。
総会では、長坂幸夫・RA東京会長が開会にあたっての挨拶を述べたあと、日本プロサッカーリーグ参与の野村六彦氏に名誉会員を委嘱する旨を紹介し、委嘱状を手渡しました。次いで、和田勝・RA東京副会長を議長に選出し、議事に入りました。議案として、RA東京創立20周年を記念した2016年度実施事業と成果、2016年度会計収支決算・監査、2017年度事業計画案・事業会計収支予算案、役員・組織案が報告、発表され、満場一致で承認されました。閉会にあたって、高田静夫・RA東京副会長が閉会の挨拶を述べ、総会が終了しました。
引き続いての講演会では、RA東京常務理事で情報博士号を取得している岡田康義氏が、『フットボールコンファレンスジャパン7回参加者のみる世界の強豪国の現代サッカーの取り組み変遷について~なぜ2014年ブラジルワールドカップで、ブラジル代表はドイツ代表に大敗したか?~』と題して特別講演。同コンファレンスに参加した日本サッカー指導者たちの情熱を伝えるとともに、ドイツサッカーの強さから学ぶべき点として、組織ぐるみで展開する選手発掘やIT技術を用いたプレースピード分析などを強調しました。
このあと、懇親会がもたれ、参加者一人一人が審判活動など近況報告をし、和やかな交流・歓談のひとときになりました。
(総会の詳報、岡田康義氏の講演要旨は、「プレーオン第42号」に掲載予定です) [リポート&写真撮影:水島祥夫]