RA東京「第64回SSC杯関東大会」に参加して
2016年4月11日 市川鋼一
NPO法人東京都サッカー審判協会(RA東京)は、
小学生年代の大会「第64回SSC杯関東大会」の運営に審判として参加しました。
2016年3月29日(火)
場所:大井埠頭中央海浜公園 第1球技場
参加メンバー:和田勝副会長、 協力審判員8名
協力審判員:
・高学年担当 吉田豊宏、上島康昌、市川鋼一
・中学年担当 郷隆義、佐伯忠彦、早嵜和幸
・低学年担当 青木伸彦、早嵜初美
RA東京審判団
大会当日は、最高気温18度、桜が開花してスポーツには良い気候に恵まれました。
恒例となった大会開会前のスタッフへの審判実技講習会、
今回は「ポジショニング(対角線式審判法)とオフサイド」をテーマとし、
前回テーマの再確認をしながら実施されました。
前回の復習もあり、判断のポイントや判定までのプロセスに対する理解が
深まったのではないかと思います。
審判は4人制、主審をRA東京審判団、副審と第四審判を大会スタッフが担当しました。
また、大会スタッフにも主審を経験する機会を企画し、
RA東京の審判団と共に低学年、中学年カテゴリーの主審を担当しました。
いよいよ試合開始。
この大会において、パスやキックの質など選手のプレーレベルは
回を増すごとに上手になってきていると感じます。
低学年から高学年まで白熱した試合が展開され、
こども達のプレーに沢山の大きな声援がありました。
応援の熱気も高まり、大会の空気になっていきました。
グリーンカードを提示された回数によるフェアプレーチームの表彰もあり、
育成年代の選手に対応する考えも持って審判にあたることも大切なポイントになります。
選手が集中してプレーでき、充実した試合になるように、
ファールに対しては選手に理由を話してルールを理解してもらえるように、努めていきました。
そしてスタッフ審判の技術の向上も目を見張るものがあります。
スタッフの皆さんはとても熱心で向上心があり、シグナルの形やオフサイドラインのキープ、
事態に対する対応など、一生懸命に取り組む姿勢から信頼感が伝わってきます。
審判チームとして気持ち良く試合を進めることができ、
我々RA東京のメンバーも充実感を得られた大会となりました。
表彰式での和田副会長の総評。
今回は「みんな、シュートが甘い!」との語り掛けから始まり、
「私が日本リーグで主審をしていた時に間近で見たストライカー
釜本選手のシュートは唸りをあげてゴールに向かっていた。」
とシュート力の大切さを強調されました。
こども達はみんな真剣な顔つきで聞き入っていて印象に残りました。
高学年決勝
表彰式 和田副会長の総評
次回も良い大会になることを願っています。