審判法研修会開催!
新年恒例の審判法研修会が、2025年1月13日(月休)に国立競技場で、
「第103回全国高校サッカー選手権大会決勝」の試合を観覧して実施されました。
この研修会は「全国高体連サッカー専門部」に多大なご協力をいただき実施することができました。

今回は、昨年の記者席と違ってゴール裏の熱い雰囲気の中で観覧。
事前に小幡真一郎講師から今回の研修会の観点についてブリーフィングを受けて、
研修会参加者はそれぞれに席をさがして観覧しました。
当日は、5万8千人超の満員の大観衆で、まとまって座席を確保することなどできません。
陽射しなども考慮して、2層のこんな席からの観覧になりました。

決勝戦は、前橋育英高校vs流通経済大柏高校、関東どうしの対決となりました。


両チームとも持ち味を発揮して、延長、同点引き分けとなりましたが、
優勝校を決めるために残酷なPK方式をおこないます。
(両校優勝にはしないんですね。)
写真は、前橋育英高校のキック。
審判員や選手たちの位置なども、研修会としては要確認です。

20人が蹴って、やっと決着。前橋育英高校の優勝でした。

延長、PKまで、フルコースの試合を堪能してから、
国立競技場となりの東京体育館の会議室に移動しました。
(運よく近い会議室が借りられました。
昨年は、電車で原宿まで移動して代々木体育館の会議室でした。)
1993年5月15日にJリーグ開幕試合の主審を務めた「小幡真一郎氏」を講師に迎えた研修会が始まりました。
両チームの試合プランの想定や実際の試合の戦術的攻防や主審の対応など、
参加者の観点は多岐にわたり活発な意見交換となりました。

テレビ放送の録画映像も活用して、話題となる場面を共有します。


試合同様に熱量のある研修会は、
1300集合からフルコースの試合観覧をはさんで1900終了まで、
6時間も続いたことになります。
寒いなか、体力の消耗も感じる充実した研修会でした。
みなさん、お疲れさま!

研修会終了後、外には冴え冴えとした月が出ていました。