RA東京「第1回JFL審判法研修会」を共催
NPO法人東京都サッカー審判協会(RA東京)は7月15日、日本フットボールリーグ(JFL)所属・東京武蔵野シティFCの協力を得て、武蔵野市サッカー協会と共催し「2017年度第1回JFL審判法研修会」を武蔵野陸上競技場で実施しました。同研修会は、若手1級審判員の審判技術から多くを学び、審判活動に活かしていただくことを目的とし、講師には日本サッカー協会審判アセッサーで元国際審判員の布瀬直次氏を迎え、RA東京会員ならびに武蔵野市サッカー協会関係者ら約30人が参加しました。
研修会のテーマには、『ポジショニングと動き』が掲げられ、同競技場で行われた東京武蔵野シティFCホームゲームの対ブリオベッカ浦安戦をスタンドで観戦しました。参加者たちは、①切り替えの早さとボジショニング②ペナルティーエリア内及び周辺のポジショニングをポイントに、ゲーム審判団のレフェリングに目を凝らしました。
試合終了後は、同競技場内総合体育館視聴覚室に会場を移してミーティングが行われました。まず、長坂幸夫・RA東京会長が挨拶を述べ、研修テキスト『審判法入門』(現在改訂第6版頒布中)の作製の経緯と活用法に触れながら、サッカールールの基本となっている「安全、平等、喜び」の三精神の大切さを強調しました。
続いて、布瀬氏が講師として立ち、研修会テーマ、ポイントを中心に、ゲーム審判団のレフェリングの印象や良かった点について、参加者からの感想・意見を求めました。その中では、東京武蔵野シティFCが収録した当該試合ビデオを通しての確認や解説も行われました。まとめとして、布瀬講師が捉えたゲーム審判団の良かった点や課題が伝えられました。
ミーティングのラストでは、東京武蔵野シティFCの白石英二・事務局長が研修会の継続開催に期待する挨拶を述べました。参加者からは、「これまでとはひと味違った研修会であり、今後も積極的に参加したい」との声が相次ぎました。