この場合、その選手はシャツを替えたことでゴールキーパーとしてプレーに参加していますから、ハンドリングの反則をしたことにはなりません。ただし、主審はそのことに気づいたならば、アウトオブプレーを待って、主審の許可なく入れ替わったことに対して、両選手に警告を与えることになります。
「いずれかのチームが7人未満の場合、試合は開始されない」と定められていますから、この場合、担架で運び出された時に、試合を止めなければなりません。その負傷した選手が治療の後、復帰出来れば試合を継続します。
しかし、その選手が復帰出来ない場合は、試合は停止され、その後の取り扱いは大会本部が決定することになります。注意しなければいけないのは、このような場合に、主審が勝敗を決定することはできないことです。